80年続く連続ドラマを一緒に見ないか?

野球は人生そのもの。そういうシーンに出くわすと涙もろくなる年頃のプロ野球観戦記。タイトルは中日ファンの作家である奥田英朗さんの名言を一部お借りしています。

2005年3月26日 楽天初陣!

3月26日土曜日、 楽天の記念すべき開幕試合@千葉マリンスタジアム
先発・岩隈の細い体から今までにはないほどの気合が溢れる、熱い試合だった。 

個人的におもしろかったのが、楽天側客席。
楽天ユニフォームに楽天帽子や楽天タオルなど全身楽天グッズできめた楽天ファンと、楽天ユニフォームに近鉄タオルや近鉄メガホンを組み合わせた近鉄から流れてきた楽天ファン、全身近鉄グッズできめた近鉄ファン、そして1塁側に入れなかったロッテファンと、いろいろ混ざり合ってるつぼ状態。


新生楽天ファン達、もちろん応援歌を聞いたことない人がほとんどである。
どんな歌なのか期待が高まる1回表の攻撃、
ラッパが高らかにプオォ~・・・そのままフェイドアウト・・・
気を取り直して2回表の攻撃、
またラッパがプオォ~・・・フェイドアウト・・・
というわけで、新しい応援歌はお披露目ならず、
選手の名前を連呼する草野球のようなオーソドックスな応援スタイルとなった。
選手だけではなく、応援団にとってもデビュー戦。
統制がとれていて美しいロッテファンを眺めつつ 今年の終わりには楽天ファンはどんな応援スタイルになるかと想いを馳せる、この先一年が楽しみとなる試合だった。

(この翌日に26ー0と大敗することになるのを、この時はまだ知らない)