2007年2月4日 2007年の球春到来
キャンプが始まり、球春到来。
この時期は、試合の日程表を見ながら遠征の大枠を考える季節だ。
さて、今年はどこに行こうかな……、あれ?食指が動かない。
2005年は故郷に球団が出来たのを喜びつつ、近鉄の残像を追っていた。
2006年は幼い頃から大ファンの松本匡史氏が楽天のヘッドコーチとして再びユニホームを着たことに狂喜した一年だった。
2007年は…、どこの球団も応援する理由がない。。
近鉄とオリックスの合併が発表された、あの悪夢の日から3年、ついに応援する球団を見失ってしまった。
そもそも応援するのに理由なんていらないはずだ。
応援しなくなるのに理由はあるとしても。
それでも、ナイター照明を浴びてキラキラ光る宮城野球場(現フルスタ)を見て、「あそこは楽しいことをやっている夢の国に違いない」と激しく憧れた幼い自分は心の中に健在で、今年も夢のカケラを拾いに行くのだろう。