80年続く連続ドラマを一緒に見ないか?

野球は人生そのもの。そういうシーンに出くわすと涙もろくなる年頃のプロ野球観戦記。タイトルは中日ファンの作家である奥田英朗さんの名言を一部お借りしています。

2013年3月4日 WBC第三回大会

WBCが開幕して3日目。

既に5試合ほど見たけれど面白かったのは日本vsブラジルだ。

ブラジルチームのキャプテンはヤクルトスワローズ松元ユウイチ
ヤクルトでは二軍でくすぶっているユウイチが代表チームの中心となっているだけでも感激ものなのに、同じくヤクルトの金伏ウーゴとフェルナンデスもいる。
そして元ヤクルトの佐藤ツギオに曲尾マイケ、さらに元ロッテのムニスまでいるのだ!

つまり日本ではほとんど一軍の試合に出ていない選手&日本球界を戦力外になった選手が中心に構成されたチームで、それがサッカーの国ブラジルにおける野球のレベルということでもあるのだけど、そのチームが日本を相手になかなかの善戦をしたことに胸が熱くなった。

そしてブラジルは16歳の若いピッチャーを連れてきている。
若手に世界を経験させようという試みに、野球を発展させようという意気込みを感じて嬉しい!

 

ちなみに今見ているオーストラリア戦では、元広島のヒューバー、元阪神オクスプリング、元日ハムのトーマスが出ている。

三選手とも日本球界ではいまいち不発で終わってしまったけれど、世界大会で活き活きとプレーをしている姿を見られて安心した。

 

そして楽しみにしているのがイタリアvsメキシコ。
イタリアには、オリックスマエストリ、元ロッテ&オリックスのセラフィニ、元日ハムのスウィーニーがいる。

そして対するメキシコには元オリックスのガルシアがいる!

 

私にとってのWBCの楽しみは、日本では全く目立たない選手が国を背負って誇り高くプレーをする姿を見ることだったり、かつて応援していた選手が元気にやっている姿を見ることにある。

だから一次リーグが一番面白いのだ。