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80年続く連続ドラマを一緒に見ないか?

野球は人生そのもの。そういうシーンに出くわすと涙もろくなる年頃のプロ野球観戦記。タイトルは中日ファンの作家である奥田英朗さんの名言を一部お借りしています。

2013年4月29日 怪我人が多いヤクルトが選手不足の解消案を打ち出す

ヤクルト

ヤクルトスワローズが斬新なピンチ打開案を打ち出した。
なんと、つば九郎と一緒に草むしりが出来る二軍戦のチケット(3000円)を販売開始したのだ。

このチケットの斬新さとヤクルトが陥っているピンチを理解するためには、通常の二軍の様子を知る必要がある。

ヤクルト二軍の本拠地は戸田球場だが、観客席はない。
バックネット裏にお情け程度にベンチが数台置かれているだけだ。

球場の傍の荒川の河川敷の土手に座って(もしくは寝ころんで)も試合を見ることができる。
普通に歩行者が通る土手であるから、もちろん入場料は無料。
そして土手なので雑草やらが生え放題。
それをヤクルトの二軍の若手が、トレーニングの名のもとに必死に抜いてきれいにする。
これが、通常の二軍の様子だ。

 

さて現状はというと。

怪我人が多いことで有名なヤクルトだが、今年は特にハイペースで怪我人が増加しており、選手が足りなくなっている。

つまり二軍の若手でも、どんどん一軍に送り込まざるを得ない状況で、草むしり要員が確保できなくなっているのだ。

 

そこで登場したのが冒頭の、草むしりが出来るチケット。

それ以外にも運が良ければグラウンド整備やコーチノックの手伝い等もできるらしい。…って、これも通常は若手の仕事だし!!

 

ヤクルト側は若手の仕事を肩代わりしてくれる人員を確保しつつ収入を得、ファン側は下積み中の若手選手の気持ちになれるという、Win-Winになる可能性を秘めた斬新なアイディア。

問題はお金を払ってまで下積み中の若手選手の気持ちになりたい人がいるのかだが…。

このチケットの売れ行きが、とても気になる。