80年続く連続ドラマを一緒に見ないか?

野球は人生そのもの。そういうシーンに出くわすと涙もろくなる年頃のプロ野球観戦記。タイトルは中日ファンの作家である奥田英朗さんの名言を一部お借りしています。

2007年5月11日 ジャイアンツおやG 松本匡史。

最近人気が低迷していると言われる巨人軍。 
昔のファンを呼び戻そうと、オールドユニフォーム試合企画などをついに始めた。

その中の一つ、巨人OBを迎えてのトークショー、その名も 「集え!ジャイアンツおやG!!」の第4回目に参戦。
ゲストは愛する松本匡史氏!!!
トークテーマは「青い稲妻」。
何の話をするのか全く見当が付かないテーマだ。

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2007年2月19日 野球少年

電車に2時間ガタゴト揺られ、そこから車で15分。
埼玉にある少年野球塾に見学に行ってきた。

キャッチボールを見ていたときに、目の前にいた少年の話。
彼は、何球かに一球、怖がった様子で落球してしまう。
どれも山なりの捕りやすそうなボールに見えるのだが、彼には何か見えるのか、突然怯えるのだ。

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2006年12月31日 珍客と出会う

ムーンライト九州号大阪発博多行。
夜通し走り続け、福岡県で夜明けを迎えた。
終点到着まで残り20分弱。
乗客の顔には疲れが浮かび、けだるい空気が車内に満ちている。

そんな中、耳元で甘くささやきかけるものがいた。

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2006年12月12日 まったりマスターズ

マスターズリーグの試合を見に行った。
東京ドリームス×大阪ロマンズ
相変わらずオフシーズンにふさわしい、のんびりした心安らぐ雰囲気だ。

観客もどちらを応援するというより、選手の動きに注目しているらしく、一塁側も三塁側も同時に声援が沸く。

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2006年10月1日 楽天×ロッテ@フルスタ 飯田哲也篇

ヤクルトスワローズを戦力外となり、楽天にやってきた飯田哲也

足の速い選手が好きだから飯田にも好感を持っていたけれど、思い入れがある選手、とまではいえないと思っていた。

ところが、1回表の守備のためにセンターに走る飯田を見た途端、高校生のとき、同じ宮城球場で見たヤクルト戦が強烈に蘇った。
初めて神宮球場に行ったときも、2001年の日本シリーズで若松監督の胴上げを見せつけられたときも、そういえば飯田はいつもいた。
派手に目立つ選手ではなかったけれど、記憶にはしっかり残っている。
長年第一線で活躍したというのは、こういうことなんだ。

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