80年続く連続ドラマを一緒に見ないか?

野球は人生そのもの。そういうシーンに出くわすと涙もろくなる年頃のプロ野球観戦記。タイトルは中日ファンの作家である奥田英朗さんの名言を一部お借りしています。

2006年12月31日 珍客と出会う

ムーンライト九州号大阪発博多行。
夜通し走り続け、福岡県で夜明けを迎えた。
終点到着まで残り20分弱。
乗客の顔には疲れが浮かび、けだるい空気が車内に満ちている。

そんな中、耳元で甘くささやきかけるものがいた。

…ミャオン

はっとして振り向けば、奴がいる!

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どうしてここに?
と聞いてみても、「アゴの下、撫でて~」としか言わないので、要求に従わざるをえない。
子猫のすべすべした毛並みを堪能しつつ、この珍客をどうしたものかと悩んだのだった。

※ちなみにその後、無事に飼い主が表れた。飼い主が寝ている間にカゴから脱走したそうで。