2006年12月31日 珍客と出会う
ムーンライト九州号大阪発博多行。
夜通し走り続け、福岡県で夜明けを迎えた。
終点到着まで残り20分弱。
乗客の顔には疲れが浮かび、けだるい空気が車内に満ちている。
そんな中、耳元で甘くささやきかけるものがいた。
…ミャオン
はっとして振り向けば、奴がいる!
どうしてここに?
と聞いてみても、「アゴの下、撫でて~」としか言わないので、要求に従わざるをえない。
子猫のすべすべした毛並みを堪能しつつ、この珍客をどうしたものかと悩んだのだった。
※ちなみにその後、無事に飼い主が表れた。飼い主が寝ている間にカゴから脱走したそうで。